平成30年7月豪雨 広島県呉市安浦町災害ボランティア活動報告

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≪広島県呉市安浦町災害ボランティア活動報告≫
「平成30年7月豪雨:平成30年6月28日から7月8日にかけて、西日本を中心に北海道や中部地方など全国広い範囲で記録された台風7号および梅雨前線等の影響による集中豪雨である」(ウィキペディアより)

広島県呉市と広島市や東広島市がつながる道路が寸断され JR 呉線も不通となり、呉市安浦町では約58ha にわたって浸水し760戸の被害が出た。(ウィキペディアより)静岡県や静岡県社協が広島県呉市支援を決定した為、御前崎災害支援ネットワークも呉市安浦町での災害ボランティア活動を実施することとし
ました。
★活動場所:広島県呉市安浦町内 8月24日(金)~26日(日)
✻24日(金)
・PM10:00 御前崎市役所出発 観光バス1台、ハイエースバン1台
参加者21名(男性11名、女性10名)
✻25日(土)最高気温33℃(東広島駅前より8人乗りレンタカー1台使用)
・AM8:30 呉市安浦町ボランティアセンター到着
・到着後~PM2:00 5人一組の4グループ分で各作業を分担
1班、2班
共同で中央地区家屋の庭の土砂搬出
→庭の土砂を砕き土嚢袋に詰め集積場所まで一輪車で搬出
→窓ガラス拭き(19枚)
3班、4班
共同で中央北地区の家屋の濡れた畳、家具の移動搬出
→土砂を土嚢袋に詰め搬出
・PM2:00~ 活動報告、移動、ミーティング、夕食
・PM8:30~ 宿舎へ移動(女子おなご畑ばた自治会館にて寝袋)
✻26日(日) 最高気温33℃
・AM8:30~11:00 各班移動、活動場所にて作業
1班2班共同で中央地区家屋
→浴室の清掃、屋内清掃、窓ガラス拭き、屋外棚の清掃
3班4班共同で中央北地区家屋
→昨日に引き続き土砂搬出、本の搬出、窓ガラス拭き
・AM11:45 呉市安浦町出発
(東広島駅にてレンタカー返却 新名神土山 SA~四日市間渋滞)
・PM11:00御前崎市役所到着 解散

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≪反省点≫
・活動3日目において統括の携帯対応が迅速でなく、班長等からのコールに速やかに対応できず迷惑を掛けた。緊急事態もありえるので速やかに対応できるよう改善を計る。
・活動3日目、1,2班の計10名で対応させていただいたが、当事者は5名程度を想定されていたようで少し困惑の様子も見られた。(ボランティアセンターに報告済)
・活動3日目、東広島駅近くでレンタカーを返却する際にガソリン給油のためのガソリンスタンドの地図が分かりずらく且つ思いのほか遠く、30分程時間をロスした。今後遠隔地では充分考慮する必要あり。{翌日の仕事・学校の為に少しでも早く戻る為}
・軽傷ではあったが、溝に転落した人が1名いた。作業中ではない時だったが、今後は十分注意していきたい。

≪良かった点≫
・活動3日目、ボランティアセンターは8:30から受付開始であったが、8時過ぎには受け付けて下さり、11時までの短い作業時間を有効活用できた。
・土砂を土嚢袋に入れるに際し、円筒が用意されていたので一人でも作業ができ、とても良かった。
・窓ガラス拭きに際し、メラミンスポンジを直ぐに調達してくれて、作業がはかどった。
・活動2日目の作業終了から3日目のボランティアセンター着まで、バス⇔ワンボックス車の乗り換え等煩雑であったが、皆のご協力で遅滞なく安全に行えた。
・暑さ対策では、前回の福知山の教訓を生かし、休憩や水分補給に配慮し全員体調を崩すことなく帰ってくることができた。
・資機材搬送の車両と人員搬送の車両を用意して、現場へ迅速に運べた。トイレの無い現場にトイレのあるセンターへ往復ができて良かった。

≪参加者へのアンケート≫
✻性別 男=11人 女=9人 *年代 20歳代~70歳代
✻参加回数 初回=8人 2回目=3人 3回以上=9人

≪25日(土)は、どんな活動をしましたか?≫
・庭の土砂搬出(土砂が硬かったので砕き土嚢袋に詰め一輪車に載せ指定場所まで搬出)
・窓ガラス拭き。
・畳の搬出。
・家財(家具・本等)搬出。
・ゴミ出し。

≪その感想は≫
・被災者は毎日の生活が大変だと思いました。
・大変な作業でした。
・時間が経った汚れはなかなかキレイにならず苦労した。
・暑かった。土が固まっていて力が必要だった。
・土嚢を作るという作業を初めてしてとても大変でした。
・自分の体調を見ながら活動できた。
・簡単に落とせない汚れだったので水害の恐ろしさも伝わった。
家の中まではまだまだ手が必要そうだったので、1ヶ月以内に手を付けた方が良い場所の判断が必要と思った。
・大きな窓ガラスが多いお宅だったので、全て拭き終わる事ができないまま時間が来てしまったので心残りでした。
メラミンスポンジを直ぐに買ってきてくださったので本当に良かったです。ありがとうございました。
・家の方が、話しかけにくい雰囲気で何か事情があるのかな・・話したいな、と思った。 ハードではあったが、やった感がある。
・力仕事だったので役に立てたのかな!と思った。
・自分たちが活動中に熱中症等で迷惑を掛けないように注意した。
・畳は水分を含み、ドロも付き、匂いやアリも付いていて、搬出が大変だった。
・1ヶ月経過しても水が滴るような本や畳でした。
・1ヶ月以上も経つのに大皿の中に水や土が溜まっていて、災害の凄さと手つかずの状態を目の当たりにして、少しでもお手伝い出きて良かった。
・コマメな休憩を取り作業しやすかった。
・沢山の本がダンボール箱100箱位有り水濡れして本人は残念だったと思う。畳は泥水を吸って土まみれで重たく、男性5人掛りで搬出、大変でした。

≪26日(日)は、どんな作業をしましたか?≫
・土砂を土嚢袋に詰め近くまで持っていく。(土砂搬出)
・窓ガラス拭き。サッシの清掃。
・浴室の清掃。
・外壁・道具等の土落とし。
・家の中の拭き掃除。
・庭の清掃。
・屋外の草木の処理。
・タオルの配布。
≪その感想は≫
・土砂の量が減って良かった。土砂が柔らかくて良かった。
・細かい土が残っていて大変だった。
・土嚢の数が多くて大変だった。
・高い所は被災者宅の脚立を借りて対応した。
・被災者から話が伺えて良かった。
・サッシの下など見えない所にも土が沢山溜まっていたので、気を配ってあげると良いと感じた。
・外見はキレイでもサッシのレールの部分に砂があり、窓を取り外しキレイにした。
・泥水が引いて乾くと外壁の通気口の網目が泥で塞がれていたり、棚の裏側が盲点で覗いたらすごく汚れていた。先に裏を掃除しないと掃除が大変になってしまう。
・床板が全て外された家だったので、被災者の生活の大変さが分かるレベルでした。
・細かい掃除だったが、お宅の人と一緒にやったので、どうして欲しいかが分かりやすかった。
・苦手な分野だったので、あまり役に立てなかったのかな?と思った。
・暑い中であったが、コマメな休憩で無理なく作業できた。
・細かな所、少しの隙間にまで泥が入っていて日常生活するまでの大変な時間が掛かる・・・。
・1日目よりスムーズだった。
氷をタオルにつつみ、首に巻くとスーとして・・、良いアイデア。皆さんから身体拭きも頂いてサッパリしました。
・同じお宅へ伺ったので当事者も明るく話し掛けて下さり、喜んで下さり、やりがいを感じました。
・タオル配布の為15軒程回りましたが、居留守のように感じら、これまでと違い複雑でした。

≪被災した人たちへどんな支援をしたら良いと思いますか?≫
・出来る範囲で何でも対応できると良いと思った。
・具体的活動もさる事ながら、話し相手。ボランティアがどんなことができるかの周知。
・常に被災地に関心を持ち続ける。
・今回はパット見た感じでは、個々の状況が様々なので心に寄り添う必要がある。まだ、ボランティアを知らない方もいらっしゃるようなので、周知を進めれば良いと思う。
・ニーズとボランティアセンターの方たちの把握が一致していないので、ボランティアセンターの方がもっとちゃんと把握してニーズに合った支援をタイムリーにしてあげて欲しい。
・土が残っている家が沢山あった。ボランティアの人数が足りていないと思った。
・被災者のレベルに合った支援。
・一日も早く元の生活に戻れるよう、ボランティアの支援がもっともっと必要だと思いました。
・ボランティアだから、被災した人たちの求めていることに添いたい。
・今回のように要望通りで良いと思います。
・あくまでも言われた事だけ、必要以上の事はしない。
・希望されることはできる限り行い、どんな事でもアドバイスできればと思う。
・ボランティア活動がある事の案内、周知。
・個人の家には長く少しずつ、お手伝いする事が大事だと思います。
・困っていることがあったら、ボランティアセンターにどんどん言って欲しい。
どんどん要望することで私たちが少しでも支援できる。
・心・思いを聴く。
・直ぐに支援して欲しいのに支援が来ない・・・、というような不満を聞き、ボランティアセンターの意義を改めて感じた。多くの人びとにボランティアだけでなく公助が必要だと思う。
・地元ボランティアセンターの人たちが、「その後どうですか?」と、声掛けなどすると、良いと思いました。
・もっとニーズを聞いて寄り添った支援が出来れば良いと思った。

≪災害を“自分ごと”にする為にはどんなことをしますか?≫
・有事の際困っている人がいたら、お互い様に協力したい。
・被災前の生活を浮かべながら作業する。
・報道されない部分も知ったので、多くの方に現況を伝えたい。どの位の災害が予想されるのかをもう一度確かめておく。
・時々ボランティアに参加したり、セミナーに参加する。
・災害は、どんな場所に居ても必ず起こるので、その時命が守れる行動を考えておく。
・積極的にボランティアに参加する。
・災害に対して無知な事に気がつきましたので、これから勉強していきたい。
・いつか自分も被災するかも・・・と、思うこと。
・実際の現場に行ってみる。
・いつ起こるか分からないので、何もしようがなかったのかなと思います。
・災害時に対応できる準備と周囲に事例を展開共有し、自分の事となった時、慌
てないようにしたい。
・自分の家の周り、また家の中の点検、備蓄品の点検等早速家に帰ったらやりたい。また、皆さんにこのボランティアがあることを知らせていきたい。
・できることを全力で
・被災者の目で見た私をどう見られている・・・、そう思いながら支援する。
・不用品等を整理し誰が来てくださっても感謝の気持ちで迎えたい。
その気持ちを言葉に出したい。
・地味ではあるが、コツコツと関心をもって行くしかないと思います。
・想像力をもっと働かせる。

≪次回条件が整えばボラバスを運行する時は参加したいと思いますか?≫
・大いに思う=8人 ・思う=11人 ・思わない(理由:体力の限界)=1人
≪全体の感想を聞かせてください≫
・今回初めて参加させてもらい貴重な体験が出きて良かった。地元消防団も頑張って力を入れてもらいたいです。
・機械があってもオペレーター不在の為、ミニ重機のオペレーター資格を取得したい。
窓ふきの仕事があり、窓ふきセット(メラミンスポンジ、歯ブラシ、綿棒等)の用意。
・道具の中にヘラや歯ブラシのような細かな作業をする物も持参したら良いと思う。水害の時、家の中の作業をして思いました。
・被災者の近くで(自宅)で作業ができ、とてもやりがいがあって良かったです。
1日半の短い活動でしたが、参加して良かったです。
・ボランティアセンターとの情報があまり明確ではなかったので、引き継ぎを全国共通のものになるよう、数値や図案化すると良さそう。
参加させていただくたびに色々と良い知恵を取り入れているので、作業がしやすかったと思う。(土嚢入れ筒など)
どんなニーズにも応えられるよう、小物も必要だと感じた。
ボランティアセンターから何名位伺ったら良いかを、聞いておく必要があると思った。2日目にお伺いしたお宅は少し人数が多くて困惑していた。
・食事をもう少し減らしてもう少し安くしていただけると参加しやすいです。
足りないものを直ぐに用意して頂けることは効率が上がってとても良いと感じました。
・リーダーの人は何かと忙しいので、タイムキーパーを1人決めて作業をするべきと思った。
・僕たちがやった仕事は単純で楽で簡単でしたが、実際に被災したら一から全て自分でやらないといけませんし、元に戻すというのは不可能で、きれいにするのは終わりがないので、とても大変だなと思いました。
・どちらの家族も、家族だけでは難しいことが多く、大変だと改めて思いました。
また参加者の皆さんから多くを学びました。“一切の甘えが許されない”ボランティア精神を多々目にする機会がありましたが、自分を見直してみる機会になったように思います。被災した方々を思い微力ながらも協力させていただく事で役に立った事を嬉しく思いました。ありがとうございました。
・足が痛いこともあり、悩んでの参加だったが、思いの外足を気にせず活動できた。 資機材や水分の運搬を車でしてもらい、都合良くできた。
皆さんとの交流もでき良かった。 入浴もでき、気持ちよく行ってきました。
・26日は帰りの時間があるので短時間になるけれど、25日はもう少し長くても良かったのかと思った。(できるだけ完結できる形まで)
・“暑い”“きつい”でしたが、「完了」までいかなかった事が残念でした。
・福知山に続き2回目の参加となった。今回も暑かったがペースをつかみ作業できた。老若男女の班人員の組み合わせにより作業によっては不便を感じた。
バスは長時間であったが、1人で2席を使用できて我慢できた。1人1席だと長時間は困難。若い人達の更なる力が必要と感じます。
・地元の御前崎市にボランティア団体があって、参加させてもらって、来て良かった。
・自分の荷物をコンパクトにまとめて何がどこで必要かしっかり考えて整えておきたい。
・ボランティアとしてまだまだ活動が必要だと思いました。自分でできること、できなければ他の人と協力しながらやって行けたら良いと思います。
・ボランティアに対する考え方、牛歩であるが進行しつつあるが、私の周りでは未だ未だ。
・いつどこで大災害が起きるか分からない現代社会、支え合いの精神を学べて良かったです。私はお掃除が好きなので、もっと手助けしてあげたかったです。
・タオルの配布に際し、直接お会いして渡せたのが3~4軒程。ニーズに沿ってコツコツと支援させてもらうしかないと改めて思い直した。
年齢的に健康・体力等不安を抱えて参加しましたが、何とか終わり安心しています。
・1人1人がもっと考え指示が無くても動けるようになりたいと思った。
★皆さま、お疲れ様でした。被災地に行き活動することは被災者の心のケアにつながります。災害を自分ごとにするには現地で活動することが一番だと思っています。この体験を多くの人に伝え防災減災につなげ命を守ってください。

代表:落合美恵子

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